海外ニュース
2006年12月05日
ポーランド商工会議所主導のドロップシッピングビジネスコース。
ポーランドという国、近くは世界バレーボール選手権で活躍している国として記憶に新しいでしょう。東欧最大の商工業のマーケットを持っており、日本からの投資も多く関係も良い国です。
この国のインターナショナルビジネスを先導するネットに、「輸出入商工会議所オンライン」というサイトがあります。7000ページを超えるポーランドを紹介するサイトです。
この中に「ドロップシッピング」という項目があり、中に入ると「ドロップシッピング・ライブラリー」として、ドロップシッピングの情報源が16項目にわたって詳しく紹介されています。
ドロップシッピングに関してこれだけ詳しい情報を提供しているサイトはなかなかありません。ドロップシッピングの定義から、実践、学習ページまで、何でも揃っており、英語が読めればドロップシップの入門コースとして最適です。
それに加えてポーランドの特産品をドロップシップで販売するサイトがあります。ソルトクリスタルランプ、琥珀、オイルランプ、ガラス工芸、民芸人形などユニークな商品が揃っています。”Shop Poland”と言うサイトがこれらの窓口になり、アドバイス、商品紹介をしています。
日本からでも、これら製品を販売することが出来ます。商品の発送などはすべてポーランドの企業がやってくれます。あなたのやるべきことは--次のように書いてあります。
1.あなたは自宅の或いはオフィスのコンピュータを使いお好きなところでビジネスが出来ます。
2.あなたのお店、倉庫、あなたの持つ組織名義でビジネスが出来ます。
3.フルタイムでもパートタイムでも結構です。
4.投資は全く必要ありません。
5.経験も必要ありません。
6.上記のビジネスを行うについてビジネス代理店の情報が欲しい場合には、詳細をお送りします。
--実際にビジネスをやるには若干英語の知識が必要でしょうが、投資ゼロで東欧の珍しい商品を扱うにはもってこいでしょう。
2006年11月11日
近年アメリカで最も成功しているASP、ShareASale.com 成功の秘密は?
ストラップヤドットコムをご存じでしょうか。 ケイタイのストラップ専門サイトで、月商1億円を売るという評判のサイトです。このサイトの海外版が、ストラップヤワールドドットコム。
海外進出に二の足を踏む日本のeコマースが多い中で、いち早く海外向けサイトを立ち上げ、月商も500万円という、まさにeコマース同業他社が見習わなければならないような積極的な展開を見せています。
このストラップヤワールドドットコムが、海外で(アメリカ、カナダ、英国、オーストラリア)アフィリエイトプログラムを展開していますが、提携しているのが、ShareAsale.com というASP (Affilite Service Provider)。ストラップヤワールドドットコムのアフィリエイト申し込みページをここでご覧になってください。
◆紹介の労をとったものの・・・・
実は、ストラップヤワールドドットコムが海外でアフィリエイトプログラムを行うに当たって、どのようなASPが良いだろうかと相談を受け、アメリカの友人を通して得た情報がShareASale.com だったのです。もちろん、リンクシェアUSAなど、一級のASPがありますが、小規模のサイトにはコスト面で敷居が高すぎるのです。
結果として紹介の労をとったのが小生ということになりましたが、実は、このShareASaleについてあまりよく知らず、内心ちょっと心配していました。うまくいっているという話はストラップヤワールドドットコムの運営者から聞いてはいたのですが・・・。
ところが、11月10日のRevenewsのアフィリエイトマーケティングの項に、なぜShareASaleは、このように成功したのか」という記事が載りました。このASP、やはりアメリカでも目につく存在だったのです。
◆その成功の秘密とは・・・
その記事によると、11月4日〜5日にかけて、"ShareASale Think Tank" というイベントが開かれましたが、マーチャントとアフィリエイトの出会いの労をとったこのミニカンフェレンスはかなりの評判だったようです。
リンクシェアは "Linkashare Symposium", コミッションジャンクションは"CJ University" と、毎年、業界の耳目を集めて大きなイベントを行いますが、他のASPも規模では及ばないものの、同種のイベントで関係者の関心を引こうとしています。日本では、近くはリンクシェア大見本市が開かれ大成功を収めたばかりです。
ShareASaleのミニカンフェレンスでは、マーチャントとアフィリエイトの間でいろいろなアイディアの出し合いがあり、それについてディスカッションをするといったように非常に建設的な討議の場が設けられました。たとえば、ShareASaleは、テレホンオーダーのトラッキングについてのリーダー格だそうですが、もっと多くのマーチャントがこのテクノロジーを積極的に利用したらよい、といったようなことが提案されました。
ShareASaleの代表であるBrian Littleton 氏の「聞く耳を持つ」という姿勢が今日の成功をもたらしたとの意見がもっぱらですが、人の話に耳を傾け、よくノートをとる、その態度は以前から評判だったようです。今回のミニカンフェレンスではインターフェースやレポーティングシステムなど、ShareASaleのあらゆる面が討議の対象になりました。Brian はいつものように、ディスカッションの間中、マーチャント、アフィリエイトの言い分を熱心にノートし、技術的にそれをどのように実行に移していくかということを一生懸命考えていたと言います。
アフィリエイト関係者によると、ShareASaleは、近年のアメリカのアフィリエイトマーケティングの展望を変えつつあり、それはマーチャントとアフィリエイトのShareASaleに対する非常に強固なローヤリティから来ていると言います。
ShareASaleは、ビジネス自体は2000年に始めており、それほど新しいというわけではないですが、伸び始めたのはここ2〜3年のようです。マーチャント数は2000を越え、内容的にも、いまや、リンクシェアやコミッションジャンクションに迫る勢いです。サイトにインターナショナルの項目がありますが、ここを開いてご覧ください。アフィリエイトは全世界に広がっていることが示されています。こんなところにも新しい息吹が感じられます。
リンクシェアは東部のニューヨークが基盤、コミッションジャンクションはカリフォルニアのサンタバーバラ。これに対して、ShareASaleは、中部のシカゴを中心に勢いを増しているようです。しかも、その目標はグローバルにあるようです。
アメリカのアフィリエイトマーケティングの地図も、少しづつ、新しい勢力が力をつけているといった様子がうかがえます。
2006年10月09日
ウエイトロスで競う、新手のアフィリエイトマーケティング
ユーモアあふれる新手のアフィリエイトプログラムです。まあ、コーヒーでも飲みながら気楽に読んで下さい。
アフィリエイトマーケティングといえば、その勝ち負けは、サイトへのアクセスの多寡によって決まるのが、まあ、我々一般の常識です。このアフィリエイトポータルネットを始め、多くのサイトが、小遣い稼ぎの手段をいろいろと述べ立てて、アクセスビリティーだ、ユーザビリティーだ、SEOだとテクニックを披露しています。
まあ、そんな難しいこととはまったく無縁の「アフィリエイトコンペティション」をご紹介しましょう。
CPA Empiareという、2001年からアフィリエイトプログラムを運営している、まあ、老舗の部分に入るASPが、始めたプロジェクトです。
そのプロジェクトを"Breakaway Fitness Challenge" と言います。
●Breakaway Fitness Challenge の内容
CPA Empiareの親会社の Media Breakaway という会社の社長の、Scott Richter氏と同社のスペシャルプロジェクトマネージャーのJenny Frederickさんのご両人の、ウエイトロス(体重軽減)を種にしたものです。
下記の画像をご覧下さい。このプログラムはアフィリエイトプログラムになっていて、この画像もいろいろなところに出ているので、引用しても問題ないでしょう。

この御両者の体重が12月25日までに30ポンド(約14kgs)減るかどうかを競って、
・もし、Jennyさんが勝てば、Scott氏から1000ドルを貰える。
・もし、Scott氏が勝てば、Jenyさんのロングヘアを2インチ(約6センチ)程度までカットする
と言うものです。
このコンペティションの為に新規に立ち上げたのが、上記のサイトです。
コンペティションに役立つ、いろいろな情報が載っています。
・「スコットの統計」
Scott氏に関する情報は「スコットの統計」として、彼の前後左右の写真と共に、過去9ヶ月の間に既に33ポンド減らしたのだが、自力では既に限界を感じている、それでこのコンペティションを立ち上げたと言ったこと。彼は減量のために、秘密兵器を用いているらしいといったこと。その上、週に3回、夜中にホッケーをやったり、テニスに取り組んだりしているらしいといった情報が載っています。彼の好物? クリーム入りのドーナッツだそうです。
・「ジェニーの統計」
Jennyさんの統計には、これまた彼女の前後左右の写真と共に、過去5ヶ月間、特別なトレーニングに取り組んできて、40ポンドを減らしたが(元は相当のデブさんだったのですね!)、限界に来たので、今度のプログラムにチャレンジしてみようということになったとか、好物は食後のデザートだとか・・。
このコンペティションが始まったのを契機に、この会社では、社員に食事を提供しているのですが、食後のケーキとデザートは、無料で食べ放題と言うことになったそうです。
●結果は毎週発表されています。今までの結果はこのサイトでご覧下さい。
●アフィリエイトプログラム
同社のアフィリエイターに対してのみ、このプログラムに参加するチャンスが与えられており、両者のウエイトロスの合計を記入して、投稿すると、勝者には1000ドルの賞金が出るというものです。同じ数字が幾つかでた場合は当分に分配。
これがアフィリエイトプログラムになっていて、htmlを各自のサイトに貼り付けて、せいぜい宣伝してくださいとなっています。しかし、そこからリンクをたどって応募して当たっても、アフィリエイトに幾らいくかは書いてありません。
結局、応募者にのみ、賞金が行くと言うことのようです。
しかし、この変わったアフィリエイトコンペティションのおかげで、このMedhia Breakaway という会社はいろいろなメディアに取り上げられて、大いに宣伝になったようです。
日本でも、ちょっと著名な太った男と、それなりに小太り気味の女優さんを候補にして、ウエイトロスを競わせ、サイト上でその経過を報告していったら、良い宣伝になりそうですね。
2006年09月23日
モバイル使って新オーダーシステム。ランチ時のニューヨークの行列が消える!
9月20日のウオールストリートジャーナル、ABCニュースが一斉に報じたのが、ニューヨークのマンハッタン地区から朝食、ランチの為の長い行列が消えるかも知れないというニュース!
GoMobo.com という会社がケイタイを使って始めた新しいレストランの受注システムが話題を呼んでいます。要は、ケイタイを使って予め注文を受けておき、約束の時間に行けば、出来たてのランチがすぐに食べられるというもの。長い行列でイライラすることも、その為に無駄な時間を費やすことも無いというシステムです。
そのシステムはどのように動くか、興味のある方は、このサイトをご覧下さい。英語ですが参考になります。このサイトは、次の3つのカテゴリーに分かれて説明されています。次の項目をクリックして見てください。
◆Save your Faves
(お好みのものを食べるのに時間を節約し、まず、プログラムに登録しましょう)
◆Order on the Go
(さあ、注文しましょう。新鮮なお食事が待つことなく頂けます)
◆Enjoy
(レストランで食べても良し、配達させても良し)
●なぜ、GoMobo.com が評判を呼んでいるのでしょう。彼らの説明によれば次のようになります。
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2006年09月18日
最近アメリカで評判のWeb2.0 的ショッピングサイト
ひと月ほど前にオープンして、アメリカの多くのメディアに取り上げられ、非常に評判のショッピングサイトがあります。ThisNextというサイトです。
ニューヨークタイムズは、、9月11日の記事で「ソシアルネットワーキング・ショッピング」という言い方で紹介しています。
USA Today にも、同じような言い方でこの新しいショッピングサイト二回にわたり紹介しています。
その他、このサイトについて取り上げたメディアは数十にのぼるという評判のショッピングサイトです。ニューヨークタイムズも言っているように、ショッピングサイトのSNSで、商品を会員の推薦をつけて売っている訳です。
次世代のショッピングサイトとして紹介しているメディア、評論家も多く、同じようなアイディアのショッピングサイトもあるかも知れませんが、どうもその出来が抜群のようです。
ご覧になってお分かりのように、サイト自身が非常に美しく仕上がっていますよね。このサイト、研究に値するサイトだと思いませんか? 研究材料としてもっと詳しく取り上げてみる価値あると思いませんか?
日本にも似たようなサイトがあると、指摘された方もおられますが、どうなのでしょうか?
2006年09月10日
マイクロソフトは何故、サーチエンジン競争に打ち勝ったのか?
その答えは簡単、大幅なコストカットに成功したからです。
コストカットの実態は? ここをクリックしてください!!
●よくお分かりにならない方のために・・。
この写真は、ボンベイ(インド)にあるマイクロソフトのグローバルサポートセンターの写真です! どうです、大幅なコストカットですね!! どこの社も太刀打ちできませんよね。
2005年08月15日
eComXpo というバーチャルトレードショー
eComXpo は、インターネット上で行われる、いわゆる、バーチャルのトレードショーです。今年の2月に開催されましたが、その2回目が10月6〜8日に開催されます。
このトレードショーのスピーカーとして、私に招待のメールがきています。招待といっても、パワーポイントで作成したプレゼンテーションを行うだけですが、音声を入れなければならず、結構、時間と金がかかりそうです。
いま、本の執筆もしており、かなり身辺がガタガタしておりますので、考慮中。その上、締め切りが9月1日とのこと。こりゃ、ダメか!!
2005年08月02日
ブロガーに問う。賛成ですか不賛成ですか? その2
アメリカの「ブログキット」というサイトで、ブログ読者の調査を行っています。

強く賛成 - 38%
賛成 - 32%
どちらでもない - 12%
不賛成 - 12%
強く不賛成 - 6%
分析結果: ブロガーは明らかに、コンテンツを好んでいます。ブロガーが画像よりもテキストを好むというのは、まあ、当たり前のことでしょうか。70%がテキストアドを好むという結果は、何かを語りかけているようでもありますね。
2005年08月01日
ブロガーに問う。賛成ですか不賛成ですか? その1
アメリカの「ブログキット」というサイトで、ブログ読者の調査を行っています。

強く賛成 - 31%
賛成 - 42%
どちらでもない - 8%
不賛成 - 7%
強く不賛成 - 12%
分析結果:今回の調査は、ブロガーが、お金を稼ぐということについてのテーマですが、調査結果は、73%のブロガーは、自分のブログでアフィリエイトマーケティングを使用してお金を稼ぐことに賛成しています。これに対して73%が、どっちでもない、或いは不賛成ということです。
2005年04月09日
2004年12月27日
海外のアフィリエイトマーケティングの歴史
アフィリエイト・ポータルネットに石川が、アフィリエイトマーケティングの歴史を書いています。アフィリエイトプログラムはアメリカで始まりましたので、初期にどのようなサイトがあったか、興味のある方はご覧になった下さい。
ただ、インターネットの発達の歴史もそうですが、アフィリエイトマーケティングもごたぶんに漏れず、どうも、アダルトサイトの影響が非常に大きかったようです。
2004年10月13日
世界のアフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)
● The big 5 affiliate networks -- アメリカを代表する5つのASP。
この中で、歴史ある、BeFreeが、ValueClickに買収されて姿を消している。また、世界最大規模を誇る、Commission Junction も、VakueClick に買収されている。 PerformicsもDoubleClick の傘下に入り、LinkShareは、三井物産から資本提供を受けている。
(各ASPの特長は、順次、日本語に翻訳して行きますー石川)
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